日記・コラム・つぶやき

時論公論「どう実現?自動運転社会」4月18日(水)23.40-23.50NHK総合テレビ

政府(IT本部)は「自動運転の制度整備大綱」を公表し、「完全無人運転」(無人運転でどこでも走行)が実現される以前の、自動運転社会(2020-2025)の姿が明らかになる。それによると、自動運転は、路線バスやタクシーなどの公共機関から実現し、その後トラック、自家用車の順で行っていく。実現のプロセスはまちまちで、公共バスなどは、場所や時間、スピードなどの条件を前提に、無人運転を許可(レベル4)。トラックや自家用車は、高速道路のみで許可されるが、緊急時はドライバーの運転代行が必要となる(レベル3)。また、高速道路では、トラックの隊列走行も許可される。

 しかし、今後の課題は山積である。アメリカの実験中の死亡事故のような、ドライバーの「過信」の問題をどうクリアするのか?自動運転が走行する道路環境をどう整備するのか?事故時の法的責任をどうするか?地域社会の理解をどう取り付けるか?などなど。。自動運転社会を、健全な形で実現するには、何が必要なのか?

開発の現状と今後の課題を解説する。

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夕方ホットトーク放送

/26() 1730過ぎ(NHKラジオ第一)

「ここまできた!世界の再生可能エネルギー」

(自然エネルギー財団常務理事 大野輝之さん)

世界各国で再生可能エネルギーが急速に普及。発電コストがこの7年で、太陽光73%、陸上風力23%の下落。特に太陽光は2020年までにさらに変分に下落するという(世界平均)。中国を始め、世界的な再エネビジネスが進行する中、日本は大きく出遅れた形だ。世界の生成可能エネルギーの現状と今後の課題について伺う。

 

27() 1730過ぎ(NHKラジオ第一)

「医師から見た禁煙政策」(日本禁煙学会理事長 作田学さん)

オリンピックを控え、禁煙をどのように街で実現していくかの議論が活発化している。最近の研究で伏流煙以外にも「加熱式タバコ」の医学的研究もわかってきたことが多い。最新研究を交えながら、医師の立場からの「街角の禁煙」のあり方を伺う。(3/1-11世界禁煙学会にも参加)

 

28() 1730過ぎ(NHKラジオ第一)

「どうする?自動運転の事故責任~模擬裁判から見えたもの」

(明治大学教授 中山幸二さん)

自動運転の開発が加速する中、事故がおきたときの責任の議論が活発化している。2年前から行ってきた模擬裁判では、数々の事例が出され、自動運転の責任をめぐる法律的課題が浮き彫りになってきた。自動運転に社会はどう向き合えばいいかを伺う。

 

29()生放送 1730過ぎ(NHKラジオ第一)

「どう実現?路線バスの自動運転」(国際自動車ジャーナリスト 清水和夫さん)

過疎化の進展やオリンピックに向けて、公共機関(路線バスやタクシー)の自動運転への動きが急ピッチで進んでいる。公共機関は路線が限定されているため、技術的課題は比較的少ないが、乗客の安全や、受け入れ地域の道路行政との絡みなど、社会的課題が大きい。公共機関の自動運転の動きの現状と課題を伺う。

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キラリ「心をつなぐ?分身ロボット」2018.3.20

(アナ)離れたところで人間が操作し、あたかも分身のように動くロボットが、社会に出始め、注目されている。室山解説委員。どんなロボット?

 

(むろ)

テレイグジスタンスロボットといわれるもので、操作者と同じ動きをして、ロボットが見たり聞いたり触ったりといった感覚情報を共有できる。。

研究室では将棋や習字ができる高性能のロボットも誕生している。

このロボットが、機能をやや単純化し、社会で利用され始めている。

 広島県立広島西特別支援学校の児童の西浜萌音ちゃん(11歳)は、生まれつき体が不自由だが、アメリカ製の分身ロボットを使って、授業を受けたり生活をしている。この日はコンビニに買い物。人気者でいろいろな人に声をかけられながら、買い物を楽しみ、病室まで運んだ。このロボットを使い始めて、萌音ちゃん、生活圏が拡大し、心が育ち、周囲の人とのコミュニケーションも広がった。

 

しかし、このロボットはアメリカ製。日本製のオリヒメはまだ小型だが、タブレットやスマホを使って、操作者と視覚、聴覚を共有できる。

 オリヒメは、三鷹のベンチャー企業が開発し、2年前から2000台以上製作され、さまざまなところにレンタルされている。NTT東日本ではオリヒメを66台をレンタルして、在宅勤務に応用している。通常はオリヒメを、本人の机に置き、常時接続。必要に応じてコミュニケーションをとる。この日ロケした会議では、ほかの場所の在宅勤務者と、ロボット同士で会話もしていた。

 

(アナ)

スカイプや電話とどこが違う?

 

(むろ)

一番違うのは、画像や音声だけではなく、動く体をもっているということ。身体性と存在感があるため、職場を構成する要素として環境と一体化している。このロボットを使って、登校拒否の子供が、学校に行き、授業を受けたり友達と交流しているケースもある。

 

 (アナ)

今後どうなる?

 

(むろ)

遠くの親の介護をしたり、危険なところの作業をしたり、体の不自由な方が海底散歩したり、ミクロの世界体験もできる。また世界の各所に置き、各国のビジネスマンが分身ロボットで集合して、下見や打ち合わせをするなどいろいろな応用が考えられる。このように、分身ロボは、使い方一つで、人間をつないだり、社会を変えていく可能性を持っている。

 

(アナ)

ありがとう。

 

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キラリ「自動運転事故責任 模擬裁判で見えてきた?」2018.3.16

(アナ)

自動運転が事故を起こした時の責任をどうするか?模擬裁判によって、その論点が少しずつ浮彫にされてきた。室山解説委員。模擬裁判とは?

 

(むろ)

自動運転技術が急速に進化。しかし社会ルールや法律の対応が遅れている。

模擬裁判は、自動運転の事故の事例を設定して、法的課題や法律のあり方を議論するもの。2年前から7回行われてきた。

主にシステム運転時におきた「事故責任」をめぐって議論。自動運転の技術のあり方、道路環境のあり方、保険のあり方、そして法律のあり方や課題をあぶりだそうとするもの。

 

(アナ)

どんな事例で裁判?

 

(むろ)

たとえば、山間部をマイカーがシステムによる自動運転をしているケース。豪雨で道路に穴があき、車が乗り上げて崖に衝突し、乗っている人間が怪我をした場合の事故責任。関係者は、車メーカー、センサーメーカー、ナビなどのメーカーや情報提供の会社、道路管理者など多岐に渡る。また、雪でセンターラインが見えなくなり事故がおきた場合なども同様のことが問題になる。

 

 次の事例は、60キロ制限の道路を走っている自動運転状態の車に、対向車線から自転車が飛び出してきたケース。自動運転車は、自動ブレーキが間に合わず、その速度のまま左にハンドルを切るが、後続トラックが衝突を避け、柱に激突してドライバーが死亡。この場合の議論で浮き上がってくるのは、「自動運転の超法規走行は可能か?」という問題。というのも、ドライバーの場合、命にかかわるときは制限速度を超えて加速し、切り抜けることが考えられるが、自動運転は常に法定速度を守る。緊急時の超法規走行が認められるかという課題が将来出てくる可能性がある。

 

(アナ)

自動運転開発の現状はどうなっている?

 

 

(むろ)

2020年のオリンピック、パラリンピックに向け、公共バスなどの交通機関が、実証実験を繰り返している。これらの技術は今後、高齢化が進む過疎地でも重要になる。

 そこで、公共バスの事例を取り上げられた。

乗客が乗っていない自動運転状態のバスの前に、猫を追って6歳の子供が飛び出し衝突するケース。衝撃を感じた監視センターは、バスを停止させ、周辺をカメラで確認するが、猫しか映っていないため、再びバスを発進させる。しかしじつは子供がバスの下に横たわっており、バスが子供の腕を引き、けがを負わせてしまうケース。通常、運転手が運転している場合、このようなときはバスを降りて周囲を確認したり、人工呼吸をしたり、緊急連絡などを行い、その上で再びバスを走らせるが、自動運転バスの場合、同レベルの仕事を、システムにどうさせるかが問題となる。また、自動運転バスが走行できる道路環境をどのようにつくるか(立ち入り禁止や制限など)という課題が浮き上がってくる。

 

 

(アナ)

今後どうなる?

 

 

(むろ)

模擬裁判で見えてきたことは、技術者と法律家、そして市民の対話が重要だということ。また具体的事例を組み合わせて課題を整理し、将来に向けた法律の整備が必要だということ。いずれにしても社会全体で議論し、進めていく必要がある。

 

 

(アナ)

ありがとう。

 

 

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暮らし解説「模擬裁判 見えてきた>自動運転事故責任」(あす3/16(金)10.05-10.15NHK総合生放送)

自動運転が事故を起こした時の責任をどうするか?模擬裁判によって、その論点が少しずつ浮彫にされてきた。

自動運転はレベル1から5までの段階があるが、「自動ブレーキを過信した時の事故責任(レベル1.2)」「自動運転車が緊急時、突然ドライバーに運転交代を要求して起きた事故責任(レベル3)」

「自動運転車は、どこまで法定速度を守るべきか(緊急時に超法規的運転は可能か?)(レベル4.5)」「災害で道路が一部崩壊をしたときの事故責任(レベル4.5)」など、各レベルで様々な課題が横たわる。

どの課題も、技術の急速な進歩に比べて、法律や社会制度が大きく立ち遅れていることを示している。

自動運転実現のために、どのような課題が横たわっているか?法律は今のままでいいのか?社会はどのような準備をすべきなのか?

模擬裁判の論点を整理し、今後の課題について解説する。

 

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時論公論「ロボコン30年 残したものは?」2017.12.5

 

「別に超有名人が出て歌ったり踊ったりするわけでもないのに、手作りロボットが動くだけでどうしてこんなにお客さんが入るのか?不思議ですねえ」

あるイベントの専門家が、当時ロボコンのプロデューサーをしていた私にそうつぶやきました。「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」。略して「ロボコン」。NHKがかかわるこの競技大会は、この30年で、国内外の多くのロボットコンテストに影響を与えながら成長し、先日記念すべき30回大会が行われました。

ことしのテーマは「大江戸ロボット忍法帳」。対戦チームが、2台ごとのロボットで、相手の風船を割りあい、すべて割れば勝ちとなります。巨大なムチのような腕で風船を割るもの、700発の小さな矢を同時に発射し、風船を割るものなど、奇想天外なアイデアが次々と繰り広げられ、会場は5時間の熱戦に包まれました。

今夜は、「ロボコンとは何か?」「ロボコンの成果」について考えてみます。

●ロボコンの源流は、30数年前の、日本とアメリカの大学の、ロボット工学の授業にさかのぼります。学生たちの「学ぶ意欲が薄い」ことを心配した教授が、共通の材料で、自由にロボットを作らせ、競技を通して、ものつくりの醍醐味を学ばせようとしたのです。

当時、この授業を始めた東京工業大学の森政弘さんは、学生たちの変化に驚きました。「自分の頭で考えて」「自分の手で作る」ことが、なぜこれほどまでに彼らを夢中にさせるのか。森さんは、無味乾燥とした教育に、感動を組み込むことこそ、創造性をはぐくむ近道だと気付いたといいます。この授業はやがて大学の名物授業となり、「ロボコン」というユニークなイベントに発展していったのです。

 

高専ロボコンは、この30年で、数々の名機を生み出しました。そして、国内大学生などによる「NHK学生ロボコン」を生み出し、その勝者が参加する、アジア太平洋20の国と地域による「ABUロボコン」、国内2500校が参加する「中学校ロボコン」などを生み出してきました。単純計算してみると、高専ロボコンだけでも、競技に出たチームはのべ3840チーム。競技参加者10数万人。イベントや放送を見た観客は、日本だけでも2億人を超えています。特にABUロボコンは、日本生まれのロボコンのノウハウがアジア太平洋各国に広がり、国内の産業を刺激し、技術立国を進める役割を果たすなど、高く評価されています。

 それにしても、ロボコンは、なぜ人々に支持されたのでしょうか?

学生たちや関係者が残した「名言」をもとに考えてみましょう。

 

まず「ロボコンに正解ナシ」という言葉です。

ロボコンにも、ルールがあります。しかし「してはいけない」ことが書かれているだけで、それ以外は、何をやってもよいのです。ロボコンは、確かに勝敗を競う競技大会ですが、正解とされるロボットの姿が決まっているわけではありません。○×式ではなく論述式。何を作ってもいいのです。

この作業は、実に人間的です。

例えば今注目されている人工知能は、限られた世界では有能ですが、「何でもあり」の未知の状況では、うまく機能できません。「正解がない」未知の状況の「創造力」こそ、人間に残された最後の砦です。「ロボコンに正解ナシ」。その言葉には、若者たちを熱狂させる魔力があるのかもしれません。

 

次に「材料に命を吹き込め」という言葉です。

ロボコンでは、「予算」や「材料」を厳しく制限して、ロボットを作ります。お金に物を言わせたロボットには、なんの意味もありません。ホースの出口を狭くすれば、水が遠くに飛ぶように、アイデアは制限された状況でこそ生まれます。だからこそ、ロボコンのタイトルの冒頭に「アイデア対決」という文字がついているのです。

 

私はロボコンを見るたびに、アメリカの宇宙船「アポロ13号」を思い出します。月探査の途上、爆発事故で、船内の酸素濃度や気温が下がり、二酸化炭素が増加し、乗組員の生命が危険にさらされた宇宙船です。乗組員は、生き延びるために、地上の管制塔と連携して、船内にわずかに残ったパイプや金属などの材料を組み合わせ、二酸化炭素を減らし、酸素を増やす装置を完成。見事生還しました。このアポロ13号。「限られた材料で問題を解決する」点で、どこかロボコンに似ています。また、地球温暖化などの環境問題を、限られた資源とアイデアで解決しなければならない、世界の現状にも似ているように思います。未来を切り開く若者たちが、ロボコンを通じて問題解決の技術を体得することに、大きな意味があるのではないでしょうか。

 

3つ目は「モノつくりは人つくり」という言葉です。

「モノを作る」ということは、頭の中に浮かんだイメージを外に出し、ものと格闘して形にするということです。実際にモノをつくるとき、しばしば、設計図通りにはいかないことがあります。たとえば、鉄を曲げたくても、鉄が折れたり、鉄という素材はそのように変化できない場合、設計図が間違っているということになります。その場合は設計図を修正して、ものとの限りないすり合わせの中で、着地点を探していかなければなりません。

実は、このような光景は、かつて日本の下町の工場でよく見られました。ある熟練工のところに、大学出のエリートが設計図を持って現れます。熟練工は「この設計図では機械は動かない。少しアソビが必要だ」といいます。エリートはプライドが傷つけられ「そんなことはない」と反論しますが、結局熟練工の意見が正しく、設計図は書き直されます。ものつくりの現場と設計図のせめぎあい。その緊張感の中で、お互いが磨かれ、高い品質の製品が作られていったのです。最近、コンピュータ技術の進展で、アナログ的な古いタイプのものつくりの意義が薄れてきたという意見があります。しかし、デジタル情報とモノが合体する「モノのインターネット」の出現で、再び、モノを扱う技術の重要性が注目されています。「モノつくりは人つくり」。ロボコンは、ものつくりの原体験を、学ぶ場でもあります。

 

さて、大人の立場から堅苦しい理屈を並べましたが、現場に行ってみると、学生たちはおおらかに、ロボット作りを楽しんでいます。最後に、学生たちが言い伝えた「名言」をご紹介しましょう。

「勝ったマシンにゃ力がある。負けたマシンにゃ夢がある」という言葉です。

ロボコンには優勝チームに与えられる賞とともに、「アイデア倒れ賞」や「ロボコン大賞」というのがあります。ただ勝てばいいというのではありません。たとえ勝つまでの力がなかったとしても、独創的で、のびやかなアイデアのチームには「アイデア倒れ賞」が与えられます。また「ロボコン大賞」は、優勝できなくても、アイデアとものつくりの可能性を最も秘めた、総合力のあるロボットに与えられます。勝負は可能性を引き出すきっかけに過ぎません。だから、ロボコン大賞の旗は、優勝旗よりも大きいのです。

 

作家の司馬遼太郎さんは、欧米の技術に追いつく時代の日本を、「坂の上の雲」を追いかける存在として描きました。しかし、日本が科学技術立国として成功し、欧米がつくりあげた「雲」に追いついた今、これからは、その先に続く「雲の上の坂」を登っていかなければなりません。私たちは、その坂の向こうの空に、世界に誇れる、日本らしい色と形の雲を、浮かべることができるでしょうか?創造性や独創性をつくる教育が、今ほど求められている時代はありません。31年目を迎えるロボコンとともに、若者たちの夢を、大人が一緒になって育てていく必要があるように思います。

 

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解説スタジアム年末スペシャル 「探れ!解決のヒント~日本のあした~」

1228() 午後1155分~翌29() 午前4解説スタジアム年末スペシャル

「探れ!解決のヒント~日本のあした~」1228() 午後1155分~翌29() 午前4

12/28(木) 2355-4.00

内向きのアメリカ、影響力を増す中国、挑発行動を続ける北朝鮮と、日本を取り巻く国際環境は不透明さを増すばかり。一方国内では、森友・加計問題で大きな議論が起き、日本経済を支えてきた大企業の不正が次々と表面化しました。内外ともに混迷を深めた1年について、解説委員40人が総力を結集して徹底検証・徹底討論し、2018年に向けた指針を考えます

(室山は3部(3-4時ころ)に出ます)

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時論公論「ロボコン30年が残したもの」2017.12.5(火)23.55-0.05

NHKロボコンが今年末で30年を迎える。ロボコンは、「限られた材料」でロボットを手作りし、アイデアを競う競技大会。日本における「ものつくり教育」の草分けである。教育界で評価が高く、国内外の様々なロボットコンテストに影響を与えながら、世界に知られるまでに成長した。NHKのロボコンは「高専ロボコン」と「ABUロボコン」の2つ。とくにABUロボコンは、15年前、NHKがアジア太平洋放送局連合(40か国)と始めたもので、タイ、インドネシア、ベトナム、中国など広範囲に広がり、技術立国を支えるアジアの青少年たちの「創造力」を大きく育ててきた。

ロボコンはなぜ人の心をとらえるのか?

「自分で考え」「自分で作る」という、人間の本質に合致しているからだろうか?優れた設計図でも、材料と格闘しながら絶え間なく変更されるという「ものつくり」の原点を教えてくれるからだろうか?ロボコンの魅力は、この30年で、年齢の低い子供たちにも広がり、国内でも2000校を超える中学校で、授業として教えられるまでにもなった。日本が誇る独特のものつくり教育「ロボコン」の魅力を、30年のエピソードとともに紹介し、その意義と今後の在り方について解説する。

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キラリ「東京モーターショー:人にやさしい車の未来は?」2017.11.16

(アナ)

東京モーターショーが終了した。未来のクルマがずらり並び、未来社会も見えてきた。室山解説委員。印象は?

(むろ)

モーターショーは近未来の交通を見るよい機会。今日は「安全」「安心」の視点からモーターショーを見てみたい。東京モーターショーの客は77万人。EV、自動運転など、未来の車が並んだ。一人や二人だけ乗せる超小型自動運転車も、やがて日本の過疎地で走るようになるだろう。安全安心技術では、車内のエアバックが充実してきたほか、フロントガラスの外に歩行者用のエアバックも展示されていた。また空気なしタイヤで安定走行を実現したり、車体全体に衝撃を吸収する合成ゴムを取り付けた車も展示されていた。

 (アナ)

未来の自動車社会の課題とは?

 (むろ)

安全、安心は、特に日本では必要な概念。交通事故の死亡者数は減ってきているが、高齢者の比率は増加している。高齢者は体も弱く骨ももろいので、事故の衝撃を受けやすく、被害を軽減する必要がある。

 (アナ)

安全に運転させる技術(ソフト)はどこまで来ている?

(むろ)

ふみ間違いによる死亡事故見ると、高齢化の影響がはっきり出ている。衝撃吸収ボディも重要だが、何よりもぶつからない車=安全運転支援技術が重要。今後は周囲の環境の情報をより濃密に提供したり、ドライバーの体調管理などのIT技術も出てくるだろう。

モーターショーでは、AIがドライバーの表情や目の動きを察知して、覚醒の度合いを知るシステムが展示されていた。これを使えば、ドライバーの健康が急変したとき、アラームで起こしたり、自動運転に切り替えて路側に停車するなどが可能になる。また光を使って周囲にメッセージを出したり、ドライバーの心理をAIが記憶して、適切な運転支援をしたり、情報提供をする車も展示されていた。

 (アナ)

今後どうなる?

(むろ)

今後、自動運転が出てきても、人間と車の関係性が重要なのは変わらない。

健全な「ヒューマンマシンインターフェイス」を開発して、人間や社会が豊かにする車を望みたい。

(アナ)ありがとう。

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くらし解説「東京モーターショー:人に優しい自動車の未来は?」2017.11.16(木)10.05-生放送

東京モーターショーが終了した。テーマの一つは、自動運転車などが、いかに人間社会に受け入れられ、共存できるかというものだった。会場には、合成ゴムでできた車体で衝撃を和らげる車や、空気のないタイヤなど安全性を追求したものや、事故を事前に察知し、衝突を回避する自動運転など最新の技術がずらりと並んだ。とくに、AIがドライバーの心理状態を読み事故を回避したり、ドライバーとAIがやり取りしながらドライブを楽しんだり、

自動車の周囲の人へ光でコミュニケーションするなど、「人間と自動車の関係(ヒューマンマシンインターフェイス)」が大きく進化。自動運転実現がさらに近づいた印象を与えた。

またAIを搭載した技術が、少子高齢化に対応した一人乗りの超小型モビリティーに使われるなども特徴的だった。東京モーターショーに展示された車を紹介しながら、「人間との関係」という観点から、自動車の現状と今後の課題を解説する。

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