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2019年12月

室山が2019現在で講演(大学で授業)しているテーマは以下の通りです。

室山が2019現在で講演(大学で授業)しているテーマは以下の通りです。それぞれ90分話します。

室山哲也のテーマ2019

講演でやったテーマ

 

  • 人工知能の光と影
    人工知能は、急速に人間の脳に肉薄し、やがて独自の意識を持ち、人類を支配するのではないかと心配する科学者まで現れています。今後、世界規模で、医療、経済、教育、社会に大きな影響を及ぼす人工知能の現状と課題について考えます。

  • どう超える?自動運転の壁(③と一部重複)

自動運転が急速に進化している。自動運転のレベルは1-5まであるが、すでにレベル2は実現され、車線を超えて追越ができるレベルとなった。残るは無人運転へのステップだが、ここにきて「事故責任の所在」など大きな課題が出てきた。今後自動運転実現に向けてどのような課題があるのか?どうすれば正しい形で自動運転が実現するのか?市民はどのように向き合えばいいのか?最新情報を交え、現状と課題、未来社会のありようについてお話します。

 

  • ロボット技術と社会
    人間は、道具を作ることで文明を切り開いてきました。ロボットはその最先端の創造物。知能を持った道具でもあります。そして今、ヒューマノイド、アンドロイドなど「人間に酷似した」ロボットまで出現しています。ロボット技術はどのように人間を幸福にさせるのでしょうか?そしてその落とし穴とは・・?

 

  • どう向き合う?地球温暖化
    産業革命以降の人間活動は、温室効果ガスの増加を招き、地球温暖化による気候変動をひき起こしました。去年末、温暖化防止の国際協定(パリ協定)が成立しましたが、今後、本当の正念場がやってきます。私たちは、海面上昇、異常気象による農業や経済の疲弊など、深刻な地球規模の影響にどのように立ち向かっていけばいいのでしょうか?気候変動がもたらす影響と課題を学びましょう。

    ●気候変動とエネルギー問題

東日本大震災以降、日本のエネルギー政策は大きく漂流しています。原発、化石燃料、再生可能エネルギーをどのように位置づけ、未来の日本社会を作っていけばいいのか?再生可能エネルギーを大きく育てるにはどうしたらいいのか?現状と課題を考えてみましょう。

  • みんな違ってみんなイイ!

現代ほど「ダイバーシティ(多様性)」が重要な時代はありません。新しい文明が異質な文明の交差点で生まれる(トインビー)ように、異文化と向き合い、新しい価値を作れる子供や青少年が育っていく必要があります。私の娘(自閉症)を育てた経験も織り交ぜながら、多様な社会をどう作っていくのか、脳科学、進化生物学などの最新研究を元にお話します。


  • 「ロボコンに見る教育の極意」

NHKが開発したロボコンは、今や日本のみならず世界に広がった「創造性教育のモデル」といえます。ロボコンには「モノつくり」に興奮する人類の脳の本質が秘められているからです。30年目を迎えたロボコンが示唆する教育の秘訣について語ります。

 

  • 脳を知ってよい子を育てよう
    脳は、五感を通じて世界を感じ取り、情報を整理統合し、独自の精神世界を作り、出力する巨大な情報増幅工場です。人間の脳はどのような特徴を持っているのか?最先端の科学的知識をもとにした「よい子の育て方」をお伝えします。

 

  • 原発事故が投げかけたもの

福島第一原発事故は、日本全体を大きく揺さぶり、深刻な波紋を広げ続けています。とくに放射性物質が引き起こした混乱は、社会構造の在り方について大きな課題を残しました。今後の科学的課題や社会的合意の在り方など、原発事故を通じて今後の日本社会のあり方を考えましょう。

 


(準備中)

  • どうつくる?持続可能な社会~SDGsと世界、そして日本~

SDGs(持続可能な開発目標)が注目されています。気候変動、エネルギー問題、食糧問題など・・。人類社会は「持続可能な成長」の重要性に直面しています。急激な人口爆発と無計画な開発で、人類はすでに地球1.7個分の生活をしており、もし全員がアメリカ並みの生活をすると地球が5個必要という報告もあります。地球1個分で、豊かで質の高い生活をするにはどうすればいいのでしょうか?環境問題やエネルギー問題の現状を踏まえて、どのような経済、文化、社会を実現すればいいのか?最新の科学的データも踏まえて、わかりやすくお話しします。

ファシリテーター経験(シンポジウム)

  • どう実現?自動運転社会(国土交通省、内閣府など)
  • 宇宙開発と日本の未来をどう切り開くか(JAXAなど)
  • 温暖化にどう向き合うか?(環境省、東京都、英国大使館)
  • 基礎科学が切り開くイノベーション日本(JST
  • 北極圏で何が起きているか(国立極地研)
  • どう向き合う?新興感染症(環境省)

 

その他の講演ネタ(大学授業/市民講座など)
●生命誕生の8つの偶然
生命が地球に生まれるまで、実に多くの偶然が働き、奇跡のようなプロセスを経てきました。太陽系の誕生、月の誕生、海の誕生、巨大隕石など、生命を脅かす出来事を、私達人間の祖先はどのように切り抜け、進化してきたのでしょうか?宇宙的規模から生命を考えます。

●こうしてヒトが生まれた
人類は、宇宙進化、太陽系進化、地球進化、生命進化の果てに生まれました。その意味で、現存する百数十万種の生物は、遺伝子の起源が同じ兄弟であり、人類はその一種にすぎません。文明の課題は、すべてこの進化の構図の中で生まれています。私たちの祖先は、ドラマチックな地球大変動の中で、どのように危機を乗り越え、人間になれたのでしょうか?

●進化が生んだ病
人類は進化の代償として様々な病気に苦しんでいます。心臓病、脳卒中、ガン、心の病。最近、これらの病気は、人間が進化することの裏腹だということがわかってきました。病からみた人間論をお伝えします。

●宇宙開発競争
人類が作り上げた文明は、いまや宇宙にまで及んでいます。人工衛星は、放送や通信、天気予報など、私たちの生活に欠かせない存在となっています。しかしその背後には、ロケット打ち上げ競争や宇宙ビジネスなど、熾烈な側面もあり、軍事的課題につながる部分もあります。「宇宙開発」はどこまで来ているのか?宇宙開発のの光と影を考えます。

●サイボーグ人間の誕生
進化するコンピューターに対して、人間の神経系(脳や末端神経)とコンピューターを接続するブレーンマシンインターフェイス(BMI)という新技術が注目されています。この技術は福祉や医療を前進させる一方、人間のスーパーマン化やロボット化現象をもたらし、ある種の人権問題につながる恐れもあります。人類は今後、どのように進化していくのか?その現状と課題について学びます。

  • 巨大地震と日本
    日本は世界有数の地震国。日本の歴史は、巨大地震や津波と戦う歴史そのものともいえます。特に都市化が進む中、災害の様相も複雑化し、深刻化する側面があります。私たちは巨大災害とどう向き合うべきなのか?東日本大震災などを交えながら、地球環境が引き起こすリスクと、科学技術の在り方を考えましょう。

  • 生物多様性の危機
    人間活動は、急速な生物の絶滅を引き起こしつつあります。その規模と変化のスピードは、地球史の中で、特に深刻といえます。人類の存続にすら影響しかねません。生態系や生物多様性の重要性とそのメカニズムについて学びましょう。

  • 「テレビディレクター40年:私が出会った偉人達」

NHKディレクター、プロデューサー、解説委員の40年のテレビマン人生で、多くの人に会い、世界の見方や人生訓を取材、その現場を目撃してきた。ノーベル賞学者、探検家、政治家、企業人、宗教家、教育者などなど。日本、そして世界を変えてきた偉人達の名言や、人生観、世界観を紹介しながら、私たちが今後生きていく指針をお伝えします。

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岡野眞治先生がなくなっていた2019.12.27

放射線物理学の岡野眞治先生がなくなっていたことに今頃気づいた。ここ数年、我が家に喪中が続き、毎年出していた年賀状を、今年やっと書くことができ、岡野先生にも出したところ「宛先不明」の返事で、もはやと思ってネットを調べたら、今年の1月に亡くなっていたことが分かった。私は去年の末にNHKを定年退職したこともあり、バタバタしたままその事実を知らなかった。岡野先生とは長期間チェルノブイリ原発事故の現場で苦労した思い出がある。宝塚歌劇団がお好きなこともあり、妹(旺なつき:宝塚歌劇団所属)の六本木のお店にもお連れしたこともあった。なんという不義理。岡野先生申し訳ありません。知りませんでした。許してください。心からご冥福をお祈りします。

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岡野眞治先生がなくなっていた2019.12.27

放射線物理学の岡野眞治先生がなくなっていたことに今頃気づいた。ここ数年、我が家に喪中が続き、毎年出していた年賀状を、今年やっと書くことができ、岡野先生にも出したところ「宛先不明」の返事で、もはやと思ってネットを調べたら、今年の1月に亡くなっていたことが分かった。私は去年の末にNHKを定年退職したこともあり、バタバタしたままその事実を知らなかった。岡野先生とは長期間チェルノブイリ原発事故の現場で苦労した思い出がある。宝塚歌劇団がお好きなこともあり、妹(旺なつき:宝塚歌劇団所属)の六本木のお店にもお連れしたこともあった。なんという不義理。岡野先生申し訳ありません。知りませんでした。許してください。心からご冥福をお祈りします。

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室山が出ているニュースサイトです。

 

 

https://www.youtube.com/c/SALADBOWLTV

 

上記は室山が時々出ている最近できたニュースサイトです。

 

よろしければ登録下さい。

 

 

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「足し算の縁、引き算の縁」2019.12.19

フジテレビ「特ダネ」で、悪性リンパ腫が判明した笠井アナウンサーが出演。今の心境を問われ、最後に、東日本大震災の取材で学んだことを「足し算の縁、引き算の縁」という言葉で表現した。東日本大震災で、知人の人々が亡くなっていく中、自分と縁のある人々が次第に姿を消し、暗い持ちになっていく。これを笠井アナは「引き算の縁」と呼んだ。しかし、復興が始まり、前に進もうとする人が増えていく中、「新しい出会いの大切さ」を語る人が増え始める。この状況を、笠井アナは「足し算の縁」と呼ぶ。「何か不幸が起きた時、「引き算の縁」を嘆くのではなく、状況の変化で新しい出会いが始まる「足し算の縁」に目を向けよう。病気になった今、そう思う。」と笠井アナウンサーは語った。ぼくは、その真摯な言葉と態度に、深い共感と、尊敬の念を感じた。笠井さん。早く良くなって復帰してきてください。

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「“心の安全基地”の大切さ」室山哲也 2019.12.18

数年前、JAXA主催で、世界の宇宙飛行士による「人はなぜ宇宙に行くのか?」という3日連続のシンポジウムがあり、私が司会をすることになりました。

その中で、「人間にとって冒険とは何か?」という議論が展開され、興味深い話が出てきました。

「冒険」は人間だけでなく、哺乳類もするというのです。

例えば子ネズミは、母親の元を時々離れ、探索行動をします。周りの環境がどうなっているかを確かめるために、周りをうろうろして、しばらくしたら慌てて母ネズミのもとに戻ります。母親はいわゆる「安全基地」。子ネズミは、安心して探索行動を繰り返し、精神世界を広げていくのだそうです。しかし大人になると、この探索行動は消え、子ネズミの「冒険の時期」は終了します。

しかし、奇妙なことに、人間だけは、大人になってもこの探索行動をやめない。

それは一体なぜか? 自分を守る親がいなくなっても、自分の友人たちや、グループ、組織、社会を「安全基地」として位置づけ、冒険を続けていくからなのだそうです。

つまり人間は「心の安全基地」を、成長の途中で切り替え、果てしない探索行動(冒険)を続ける存在だというのです。そしてこの行動を通じて、新しい発見をくりかえし、社会に持ち帰って共有し、文明を発展させていったというのです。

ウーム、いい話だなあ。

この話を敷衍すると、人類が宇宙に進出するとき、母なる地球がいつまでも豊かで、心安らげる場所でなければ「宇宙への挑戦」は成り立たないということになります。地球が荒れ果てた惑星となり、生活不能となった時、宇宙への進出は、「新しい文明を創造する冒険」ではなく、ただの「放浪」になるのです。

この話を聞きながら、私は、武蔵野東学園を連想しました。

娘の李紗は、武蔵野東の学園祭が大好きです。少し前から待ちわびて、そわそわしています。そこに行けばリサの名前を呼んでくれる先生方がいて、懐かしい友人たちにも会えるからです。李紗にとっての武蔵野東は、おそらく「心の安全基地」なのではないでしょうか。年を重ね、大人になっても、自分が帰るべき場所さえあれば、安心して歩みを続けていくことができるのです。

「心の安全基地」は、安心、成長、創造の源なのです。

今、私たちの周りに「心の安全基地」はどのくらいあるのでしょうか?

友人たちとつくるグループ、近所の方々、会社や学校、そして家庭・・。

日本という国のあちこちに「心の安全基地」がもっとできれば、子供たちは、もっと、すくすく育ち、冒険を続け、より豊かな社会を創っていってくれるに違いありません。

(娘のリサは自閉症で、幼稚園から専修高校まで、武蔵野東学園にお世話になりました)

 

 

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化石燃料について話しました2019.12.18

https://www.youtube.com/watch?v=UVdSe1VT6sw

化石燃料について話しました。

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COP25:私たちは何をやっているのだろうか2019.12.16

COP25が終わった。来年から始まるパリ協定の内容の詰めが甘く、たとえば各国の削減目標の引き上げは、中国、インド、ブラジルなどの反対でストップ。それのみならず、アメリカはトランプ大統領の協定離脱を表明、日本は引き上げの検討すらしておらず、結局「各国削減目標引き上げは」延期となってしまった。もう一つ。COP25の特徴は、若者たちの活動が目立ったこと。スエーデンの16歳の少女のグレタ・トウンベリさんの活動などが引き金になり、世界中の若者が、気候変動に対して「否」を唱え、行動を始めている。それに対して、アメリカ、ロシア、ブラジルの指導者は、若者に対して理解を示さず、むしろ無礼な発言を繰り返した。いったいどちらが子供なのだろうかと思ってしまう。大人たちは、若者たちの意をくみ、大きく包みこみながら、一緒になって気候変動に向き合わなければならないのに、グレタさんと同じ土俵に立って、近視眼的に若者批判をする、一部の人々の見識のなさにはあきれてしまう。それらの言動は「あとはよろしく」のスタンスだ。私たちは、未来に生きる若者たちに責任を持ち、若者たちの意見に耳をかたむけなければならない。私たちはもう、未来を抵当に入れてはいけないのだ。

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情けなや!日本に化石賞2019.12.13

https://www.youtube.com/watch?v=pFcNtPanwOA

ネットニュースでCOP25の化石賞について話しました。

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