キラリ「心をつなぐ?分身ロボット」2018.3.20
(アナ)離れたところで人間が操作し、あたかも分身のように動くロボットが、社会に出始め、注目されている。室山解説委員。どんなロボット?
(むろ)
テレイグジスタンスロボットといわれるもので、操作者と同じ動きをして、ロボットが見たり聞いたり触ったりといった感覚情報を共有できる。。
研究室では将棋や習字ができる高性能のロボットも誕生している。
このロボットが、機能をやや単純化し、社会で利用され始めている。
しかし、このロボットはアメリカ製。日本製のオリヒメはまだ小型だが、タブレットやスマホを使って、操作者と視覚、聴覚を共有できる。
(アナ)
スカイプや電話とどこが違う?
(むろ)
一番違うのは、画像や音声だけではなく、動く体をもっているということ。身体性と存在感があるため、職場を構成する要素として環境と一体化している。このロボットを使って、登校拒否の子供が、学校に行き、授業を受けたり友達と交流しているケースもある。
(アナ)
今後どうなる?
(むろ)
遠くの親の介護をしたり、危険なところの作業をしたり、体の不自由な方が海底散歩したり、ミクロの世界体験もできる。また世界の各所に置き、各国のビジネスマンが分身ロボットで集合して、下見や打ち合わせをするなどいろいろな応用が考えられる。このように、分身ロボは、使い方一つで、人間をつないだり、社会を変えていく可能性を持っている。
(アナ)
ありがとう。
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