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キラリ「自動運転事故責任 模擬裁判で見えてきた?」2018.3.16

(アナ)

自動運転が事故を起こした時の責任をどうするか?模擬裁判によって、その論点が少しずつ浮彫にされてきた。室山解説委員。模擬裁判とは?

 

(むろ)

自動運転技術が急速に進化。しかし社会ルールや法律の対応が遅れている。

模擬裁判は、自動運転の事故の事例を設定して、法的課題や法律のあり方を議論するもの。2年前から7回行われてきた。

主にシステム運転時におきた「事故責任」をめぐって議論。自動運転の技術のあり方、道路環境のあり方、保険のあり方、そして法律のあり方や課題をあぶりだそうとするもの。

 

(アナ)

どんな事例で裁判?

 

(むろ)

たとえば、山間部をマイカーがシステムによる自動運転をしているケース。豪雨で道路に穴があき、車が乗り上げて崖に衝突し、乗っている人間が怪我をした場合の事故責任。関係者は、車メーカー、センサーメーカー、ナビなどのメーカーや情報提供の会社、道路管理者など多岐に渡る。また、雪でセンターラインが見えなくなり事故がおきた場合なども同様のことが問題になる。

 

 次の事例は、60キロ制限の道路を走っている自動運転状態の車に、対向車線から自転車が飛び出してきたケース。自動運転車は、自動ブレーキが間に合わず、その速度のまま左にハンドルを切るが、後続トラックが衝突を避け、柱に激突してドライバーが死亡。この場合の議論で浮き上がってくるのは、「自動運転の超法規走行は可能か?」という問題。というのも、ドライバーの場合、命にかかわるときは制限速度を超えて加速し、切り抜けることが考えられるが、自動運転は常に法定速度を守る。緊急時の超法規走行が認められるかという課題が将来出てくる可能性がある。

 

(アナ)

自動運転開発の現状はどうなっている?

 

 

(むろ)

2020年のオリンピック、パラリンピックに向け、公共バスなどの交通機関が、実証実験を繰り返している。これらの技術は今後、高齢化が進む過疎地でも重要になる。

 そこで、公共バスの事例を取り上げられた。

乗客が乗っていない自動運転状態のバスの前に、猫を追って6歳の子供が飛び出し衝突するケース。衝撃を感じた監視センターは、バスを停止させ、周辺をカメラで確認するが、猫しか映っていないため、再びバスを発進させる。しかしじつは子供がバスの下に横たわっており、バスが子供の腕を引き、けがを負わせてしまうケース。通常、運転手が運転している場合、このようなときはバスを降りて周囲を確認したり、人工呼吸をしたり、緊急連絡などを行い、その上で再びバスを走らせるが、自動運転バスの場合、同レベルの仕事を、システムにどうさせるかが問題となる。また、自動運転バスが走行できる道路環境をどのようにつくるか(立ち入り禁止や制限など)という課題が浮き上がってくる。

 

 

(アナ)

今後どうなる?

 

 

(むろ)

模擬裁判で見えてきたことは、技術者と法律家、そして市民の対話が重要だということ。また具体的事例を組み合わせて課題を整理し、将来に向けた法律の整備が必要だということ。いずれにしても社会全体で議論し、進めていく必要がある。

 

 

(アナ)

ありがとう。

 

 

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