くらし解説「日本初 めざせ!月面着陸」6/19(金)10.05-10.15NHK生放送
JAXAは、日本初の月面着陸機「SLIM」を、早ければ2019年度に打ち上げる計画を発表した。月面周回衛星「かぐや」は月上空からの探査だったが、今回は月面に直接着陸。成功すれば、旧ソ連、米、中に続く世界4番目の国となる。SLIMの最大の特徴は「狙った場所にピンポイントで着陸」できる点。従来、月面着陸は、数キロ誤差が普通だが、SLIMは人工知能を使い、携帯の顔認証技術を利用することで、数百メートル誤差で着陸可能という。実は、この技術は、はやぶさで一部実証済みで、月面着陸で成功すれば、日本の宇宙探査技術の高さを、改めて世界に示すことになる。「ピンポイント着陸」は、今後の宇宙開発の必須技術。狙った場所にきちんと着陸できれば、小型探査機で、資源探査や生命探査、惑星基地つくりが効率的にできるようになる。
月面では、すでにかぐやが、次世代エネルギーのヘリウム3や、月面基地に適した場所を数か所発見しているが、SLIMでそこに降り立ち、詳しく環境調査をすれば、今後の月探査の重要な足掛かりにもなると期待されている。月面探査機SLIMとは、どんな探査機なのか?世界が注目するSLIM計画の中身と課題を解説する。
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