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2015年5月

ハートネットTV再放送のお知らせ(6月9.10日)

福祉と脳科学が融合した分野の話です。室山が解説で出演します。

放送日

●6月9日(火)20時00分~

(再々放送 6月16日(火)13時05分~)  

シリーズ リハビリ・ケア新時代 脳からの挑戦

第1回「心の声を届けたい」(BMIの話題)

●6月10日(水)20時00分~

(再々放送 6月17日(水)13時05分~) 

シリーズ リハビリ・ケア新時代 脳からの挑戦

第2回「宿命の病に挑む」(ニューロリハビリの話題)

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キラリ「地球温暖化 日本の削減目標は?」2015.5.20

(アナ)

地球温暖化が深刻化する中、年末パリで行われる国際会議COP21に向けて、日本も、CO2削減の政府案を作成し、動きだしました。

室山解説委員。そもそも、温暖化防止には、どのくらいのCO2削減が必要なのか?

(むろ)

世界の平均気温は依然上昇中で、これ以上の対策をしなければ、2100年で2.6-4.8度平均気温が上昇し、異常気象、海面上昇、北極海氷や、氷河の消失、農業等への影響等、深刻な被害がでる。一方、厳しいが、経済的負担に耐え、究極の努力をすると、なんとか被害を最小限に抑えることができるともいわれている。既に、国際的にはG8で、「2050年までに、世界全体でCO2半減、先進国80%削減」が合意され、日本も加わっている。今はこの合意の実現に向け、努力を続けている状況。

(アナ)

各国の具体的な削減目標は?

(むろ)

P2

主要国はすでに、近い未来の目標を出している。EUは、2030年までに、40%削減(90年比)。アメリカは2025年までに26-28削減(2005年比)。中国は「2030年までに排出ピークを迎え、非化石エネルギーの割合を20%にする」と述べている。日本は遅ればせながら、「2030年までに26%削減(2013年比)という数字を打ち出した。

(アナ)

数字をどう評価すればいい?

(むろ)

欧米、中国の各国の数字は、野心的ととらえている向きが多い。中国は、今まで排出総量については触れずにきたが、今回初めて「ピーク」を決め、総量に触れることで前進した。アメリカとEUもそれなりに野心的。一方、日本は、評価する人もいる一方、NGOなどは批判しており、微妙な状況。

(アナ)

米中は今まで不参加だったのでは?

(むろ)

米中は、京都議定書による削減の時は、削減のラインに乗っていなかった。しかし温暖化が深刻になり、米中合わせて、CO2排出が世界の4割以上ということを考えると、参加が必須という世論が高まった。また、中国は環境問題が深刻化し、省エネや脱化石燃料が必要となり、アメリカもシェール革命など、温暖化対策と進める条件が合致し、行動に移ったという構図。

(アナ)

しかし、基準バラバラでわかりにくい?

(むろ)

実は基準年は、各国、都合のいい時期で決めている側面がある。1990年基準は、CO2排出が多かったEUにとっては好都合。2005年基準は、アメリカに好都合。2013年基準は日本に好都合。特に2013年は、原発事故で化石燃料が急増し、CO2排出が膨大な年で、そこを基準にすると数字が稼げる部分もある。いずれにしても、今後は、比較しやすい「共通の基準」作りが必要と思う。

(アナ)

日本は削減目標を実現できるのか?

(むろ)

P4

じつは、今の目標数字の実現でも、大仕事。エコカーをさらに増やしたり、工場の効率化、生活の省エネ、発電所の効率化など、低炭素社会に向けて課題は山積。特に発電システムについては議論が残る。というのも現在の数字目標は「原発比率20-22%」が前提になっているが、これが本当に実現可能なのか、進まない場合どうするのかなど、今後の課題として気になるところ。悩みは多い。

(アナ)

今後市民はどうすればいい?

(むろ)

いずれにしても、今後の交渉プロセスに注目しつつ、自らも省エネや温暖化にきちんと向き合える市民になる必要がある。

(アナ)

ありがとう。

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くらし解説「地球温暖化 日本の削減目標は?」5/20(水)10.05-10.15.

深刻化する地球温暖化のなか、年末パリで行われるCOP21に向けて、各国の温暖化ガス削減目標が出始めた。原発事故以降、電源構成が決まらなかった日本も、やっと動き出し、政府案が示された。現在、EUが2030年40%削減(90年比)、アメリカが2050年比26-28削減(2005年比)、中国が未公表ながら2030年までに排出ピークを迎え、非化石エネルギーの割合を20%にするなど、野心的な数字を打ち出している。日本は、2030年26%削減(2013年比)という数字を打ち出し、今後の調整に入ることになる。しかし、日本案については、経済界など好意的な評価がある一方、「基準年を排出量が多い2013年にすることは問題」「削減量がまだ足りない」「電源構成の原発の比率が多すぎる」など、NGOなどからは厳しい批判も出ている。

温暖化に向けて、今後どのような削減を進めていくべきなのか?

世界との交渉はうまくいくのか?

公表された数字を整理しながら、今後の課題を解説する。

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