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2013年6月

ラジオ放送のお知らせ(生放送)今日から4日間夕方

本日から4日ラジオで以下のお客様をお招きし、お話をうかがいます。よろしければお聞きください。近畿地区、東海3県、九州地区、仙台以外の全国放送。インターネット(らじるらじる)はどこでも聞けます。

6/17(月)17.35-17.50(以下同時間)

「高齢者が生き生き暮らす社会の秘密」

三菱総合研究所主席研究員 松田智生さん

高齢化社会が到来する中、財政負担を最小にしつつ、高齢者が生き生きと暮らせる工夫が世界各国で始まっている。キーワードは「絆」。フランスのパリでは、独居老人と留学生が同居し、助け合うことでウインウインの疑似家族をつくり、アメリカでは大学都市で、世代の課題をつなぎながら、低予算で高齢化社会の課題を解決することに成功している。三菱総研が行った世界各国の調査結果をもとに、日本の高齢化社会へのヒントをうかがう。

6/18(火)「新型国産ロケットまもなく打ち上げ」JAXAイプシロンロケットプロジェクトマネージャー森田泰弘さん

今夏、JAXAは固体燃料の新型国産ロケット「イプシロン」を打ち上げる。7年前、廃止されたM5ロケットの日本独自の技術の流れをくみ、徹底的に高性能化とコスト削減がはかられた注目のロケット。打ち上げコストはM5の半分の38億円。多くのスタッフが必要な従来の打ち上げに比べて、なんとパソコン2台で打ち上げることも可能だという。打ち上げが成功すれば、激しい競争が展開されている世界の宇宙ビジネスへの参入にも大きく寄与すると期待されている。新型国産ロケット「イプシロン」とは何かを、統括責任者の森田さんにうかがう。

19(水)「北極研究と日本」国立極地研究所元所長藤井理行さん

温暖化の影響で北極海の氷が溶け、北極航路が出来たり、資源開発競争が激化するなど、北極海での動きが加速している。科学的には、北極は地球環境や、日本の気象へ影響を及ぼす、巨大な地域。その知識なしに、今後の北極への関わりを考えることはできない。北極とはどういう存在か。進展している北極研究の科学的成果をうかがい、人類と北極とのかかわりについて考えたい。

20(木)「どう生かす?海洋パワー」日大特任教授木下健さん

原発事故後、化石燃料の輸入が急増し、今年度だけで3.8兆円もの国富が海外に流出している。そんな中、日本周辺の海洋にメタンハイドレートや石油天然ガスなどの資源が見つかったり、強い海上風力を使った洋上風力発電が注目されている。海洋が持つ国産のエネルギーをどう引き出すか?その状況と今後についてお話をうかがう。

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キラリ「深刻化する 宇宙ゴミ」2013.6.5

(アナ)

宇宙に打ち上げられて、寿命を迎えた衛星やロケットの残骸が、宇宙空間で「宇宙ゴミ」になってしまう問題が深刻化している。室山解説委員。どんなもの?

(むろ)

人類が打ち上げた衛星はおよそ7000個。気象衛星や通信衛星など生活に役立っているが、任務終了後は丸ごと漂流したり、残った燃料が爆発して部品がばらばらになり、宇宙ゴミになってしまう。いずれ落ちては来るが、長く宇宙にとどまるものも多く、最近は、稼働中の衛星に衝突する事故が起き、問題が深刻化している。

宇宙ゴミは、米ソの宇宙開発競争につれて増加を続け、最近では中国の衛星衝突実験などで急増。大きなものだけで16847個にものぼる。今後新興国など打ち上げが活発化することもあり、見逃せない課題となっている。宇宙ゴミの一部は、燃え尽きずに地上に落下してくる。幸い重大な事故にはなっていないが心配。

しかし、さらに重大なのは、宇宙空間を飛んでいる宇宙ゴミ。地球を取り巻く宇宙ゴミは秒速8キロの猛スピードで飛んでいる。これが衛星や国際宇宙ステーションに深刻な影響を及ぼす。直径3センチのアルミを秒速1.7キロで小型衛星の模型にぶつけた実験を行うと、一瞬で炎を上げ破壊された。宇宙ゴミの破壊力が分かる。

(アナ)

実際、宇宙での衝突事故はどのくらい起きているのか?

(むろ)

稼働中の衛星への衝突事故が何度も起きている。衝突とみられるものはこのほかに十数件にのぼる。また、国際宇宙ステーションは、宇宙ゴミが接近したため、危険から免れようと回避したのが15回。乗組員が避難用のソユーズに移動したのが3回にのぼり、現実的な問題になっていることをしめしている。

(アナ)

どうしたらいいのか?

(むろ)

まず監視が必要。宇宙ゴミには色々な大きさがあるが、10センチ以上のものは、米国監視システムなどで監視でき、軌道を予測して事前に回避することができる。また1センチ以下のものについては、宇宙ステーションなどの機体は、補強して穴があかないような対策が施されている。しかし、110センチの大きさの宇宙ゴミについては対処不能で、今後の大きな課題になっている。

(アナ)

根本解決は?

(むろ)

積極的に、宇宙ゴミを除去する方法が考えられている。例えば、地上からレーザーを当てたり、衛星からイオンビームを当て、スピードを落として地上に落下させ、燃え尽きさせたり、ひも状のものをつけたり、網でとらえて地上におとす方法もある。また任務終了後、衛星自らスピードを落とす設計をして、宇宙ゴミにならない方法も考えられている。しかし、これらはまだ開発段階で、実現までには時間がかかる。

(アナ)

私たちはどう考えるべき?

(むろ)

宇宙の環境問題は他人事ではない。宇宙にも環境問題があることを知り、地上の環境破壊を宇宙で繰り返さない自覚を持つ必要がある。国連での議論や日米政府の情報交換の動きなども出ているが、私たち市民の意識がきちんと持たれ、後押ししていくことが重要だと思う。

(アナ)

ありがとう。

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くらし解説「深刻化する宇宙ゴミ」6/5(水)10.05-10.15総合テレビ生放送

宇宙ゴミ問題が深刻化しています。5月24日、エクアドルの小型衛星「ペガソ」が、宇宙空間を漂うロシアのロケットの残骸に衝突。稼働中の衛星に宇宙ゴミが、実際に影響を与え始めていることを示しました。「宇宙ゴミ」問題は、新興国の宇宙開発への参入で、年々激化しており、今年4月開催された「宇宙科学会議」では、各国の科学者が、宇宙ゴミの除去作業の必要性を訴えたり、日米政府が、宇宙ゴミの情報共有をはじめて合意するなど動きが急になっています。宇宙ゴミの現状はどうなっているのか?宇宙の環境問題の現状と課題を解説します。

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