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2013年4月

キラリ「超未来!分身ロボット誕生」2013.4.30

(アナ)

体を動かして、離れたところのロボットを分身のように動かす技術が進化し、注目されている。室山解説委員。どんなもの?

(むろ)

自分の代行としていろんなことをしてくれる「テレイグジスタンス」ロボットというもの。

神戸で、ヒューマノイドロボットを使って、原発など人間が入ることができない環境で作業をする実験が行われた。まず人間に、アイキャップなど、ロボットを動かす装置を付け、コンピュータを介して、同じ動作をロボットにさせる。またロボットの感覚(見たり聞いたり触ったり)を、センサーを通じて、人間におくり、体感できるようにする。実験は見事成功。いわばロボットと人間が一心同体になった状態だった。

(むろ)

慶応大学の舘研究室では、触覚センサーなどをさらに進化させ、ビー玉を扱ったり、将棋や習字ができるまでになっている。布の感触を人間に伝えることもできるという。私も体験してみたが、ロボットの視覚から自分の姿が見えるなど、幽体離脱のような不思議な感覚になった。この装置を使えば、「自己」の研究など、心理学研究にも使えるという。

(アナ)

応用例は?

(むろ)

たとえば、離れたところの肉親のケアをしたり、行くことができない海の底を探検したり、惑星探査や、危険な場所の作業、ミクロの世界の散歩をするなど、色々考えられる。

立命館大学の小西研究室では、眼底への角膜移植など、医療にマイクロロボットを使う研究をしているが、マイクロハンドロボットを使った、テレイグジスタンスの研究を進めている。この手法を使えば、体内にマイクロロボットが入り、手術や治療を行うなど、新しい医療の発展にもつながる。

(アナ)

社会。どう変わる?

(むろ)

たとえば、世界中にレンタルロボットを配置し、各地の人がそのシステムを使って、バーチャルとリアルが融合した打ち合わせなどをするなど、新しいビジネスが誕生するかもしれない。その他利用法は色々あるだろうが、ぜひ、人間社会に役立つものに成長していってほしい。

(アナ)

ありがとう。

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くらし解説「超未来!分身ロボット誕生」4月30日(火)10.05-10.15生放送

/30(火)10.05-10.15総合テレビ生放送

くらし解説「超未来!分身ロボット誕生」

いながらにしてロボットと融合して、離れたところで作業できる「テレイグジスタンスロボット」の研究最前線を解説します。

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解説スタジアム「変わるの?日本の電力」4月29日(月)10.05-11.00生放送

/29(月)10.05-11.00総合テレビ(生放送)

解説スタジアム「変わるの?日本の電力」

発送電分離などの電力自由化で、日本の電力がどう変わるのか?何が課題なのか?日本の社会はどうあればいいのか?等について4人の解説委員がガチンコのディベートをします。私も出ます。

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キラリ「地域を守れ!小水力発電アイデアコンテスト」2013.4.10

(アナ)

工業高等専門学校、高専の学生が、半年かけて小水力発電を手作りし、仕組みとアイデアを競う「小水力発電アイデアコンテスト」が三重県で開かれました。室山解説委員。どんな大会?

(むろ)

原発事故後、再生可能エネルギーが注目されているが、小水力発電も再生可能エネルギーの一つ。エネルギーの地産地消の貢献するもの。今回の大会では、高専の学生が半年かけて小水力発電を手作りし、そのメカニズムと、地域のためにどう電気を使うかを競おうというもの。豊かな水に恵まれた、三重県いなべ市に、東海北陸全高専(9校)が集合し、行われた。小水力発電のオーソドックスなタイプは、縦水車型やらせん型などがあるが、高専のアイデアはそれをさらに多彩にしたもので、楽しめた。

たとえば、標準的なもの以外では、滝の落差を使った大型水車、川幅に応じて個数を調整できる水車、太いホースをらせん状に組み立て、ホースの中に水を通すことで全体を回転させ、発電するタイプ(こうすると軽く、安くできる)など。

それ以外にも、横に回転しながら、水が逆流する可能性がある場所で羽根を上げ、回転数を落とさない工夫のものや、円筒から周囲にジェット噴射し、回転で発電するものもあった。ちなみにこのタイプは、周囲に水を噴射することで水を攪拌し、酸素送り、水質浄化をすることもできる。

(アナ)

どのくらい発電するのか?

(むろ)

数ワット(LED)~70ワット(蛍光灯2,3本分)ではあるが、小水力発電は、水さえあれば常時発電可能。この電気を、地域社会にどう役立てるかもコンテストでの評価の対象になった。

審査は住民参加で行われたが、暗い夜道をLEDで照らしたり、イノシシや鹿などの、害獣防止用の電気柵に使ったり、田んぼに水を送る水門の上げ下げに使うなどのアイデアが披露された。特に最後のアイデアは、高齢化が進むなか、重い水門の上げ下げができるということで、評判が高く、金賞を受賞した。また、よくできた水車は地域に寄贈され、実際に使われるものも出てきた。

(アナ)

学生の変化は?

(むろ)

小水力発電をするためには、水の流れを知り、水車を作り、生態系など周囲への影響も考え、地域社会にどう役立てるかを考えなければならない。その意味では、ものつくりだけではなく、総合的な視点が要求されるので、高専生たちは非常に良い経験をしていると思う。エネルギーの地産地消にもつながるので、全国からの見学者も多く、今後が期待される。来年は、福井県鯖江市で行われる予定だ。

(アナ)

ありがとう。

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ラジオホットトーク3本(夕方生放送)聞き手:室山

/15(月)「これが宇宙エレベーターだ」(宇宙エレベーター協会大野修一さん)

4/16(火)「小水力発電コンテスト」(仕掛け人の野村典博さん)

/17(水)「省エネセンスを競う企業のコンテスト始まる」(早稲田大学教授 大聖泰弘さん)

それぞれ17.35から15分間放送で、ラジオスタジオに素敵なゲストをお迎えします(聞き手室山)。

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4/12(金)10.05-10.15くらし解説「地域を守れ!小水力発電アイデアコンテスト」(総合テレビ)

東海北陸の高専生が、半年かけて小水力発電を手作りして、アイデアを競うイベント。今年で2回目(三重県いなべ市)。参加校も増え、多彩なアイデアが目立ちました。このコンテストは、いわば「環境型ロボコン」で、小水力発電の仕組みを作る工学的な力も必要ですが、自然環境のどこに作り、発電した電気を地域の中でどう使うかも評価されます。その点で、ユニークな創造性教育であるとともに、地域の人がそのコンテストを見て順位を決める点から、地域つくりの起爆剤にもなっています。どんなものが出てきたか、お楽しみです。

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