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キラリ「地域を守れ!小水力発電アイデアコンテスト」2013.4.10

(アナ)

工業高等専門学校、高専の学生が、半年かけて小水力発電を手作りし、仕組みとアイデアを競う「小水力発電アイデアコンテスト」が三重県で開かれました。室山解説委員。どんな大会?

(むろ)

原発事故後、再生可能エネルギーが注目されているが、小水力発電も再生可能エネルギーの一つ。エネルギーの地産地消の貢献するもの。今回の大会では、高専の学生が半年かけて小水力発電を手作りし、そのメカニズムと、地域のためにどう電気を使うかを競おうというもの。豊かな水に恵まれた、三重県いなべ市に、東海北陸全高専(9校)が集合し、行われた。小水力発電のオーソドックスなタイプは、縦水車型やらせん型などがあるが、高専のアイデアはそれをさらに多彩にしたもので、楽しめた。

たとえば、標準的なもの以外では、滝の落差を使った大型水車、川幅に応じて個数を調整できる水車、太いホースをらせん状に組み立て、ホースの中に水を通すことで全体を回転させ、発電するタイプ(こうすると軽く、安くできる)など。

それ以外にも、横に回転しながら、水が逆流する可能性がある場所で羽根を上げ、回転数を落とさない工夫のものや、円筒から周囲にジェット噴射し、回転で発電するものもあった。ちなみにこのタイプは、周囲に水を噴射することで水を攪拌し、酸素送り、水質浄化をすることもできる。

(アナ)

どのくらい発電するのか?

(むろ)

数ワット(LED)~70ワット(蛍光灯2,3本分)ではあるが、小水力発電は、水さえあれば常時発電可能。この電気を、地域社会にどう役立てるかもコンテストでの評価の対象になった。

審査は住民参加で行われたが、暗い夜道をLEDで照らしたり、イノシシや鹿などの、害獣防止用の電気柵に使ったり、田んぼに水を送る水門の上げ下げに使うなどのアイデアが披露された。特に最後のアイデアは、高齢化が進むなか、重い水門の上げ下げができるということで、評判が高く、金賞を受賞した。また、よくできた水車は地域に寄贈され、実際に使われるものも出てきた。

(アナ)

学生の変化は?

(むろ)

小水力発電をするためには、水の流れを知り、水車を作り、生態系など周囲への影響も考え、地域社会にどう役立てるかを考えなければならない。その意味では、ものつくりだけではなく、総合的な視点が要求されるので、高専生たちは非常に良い経験をしていると思う。エネルギーの地産地消にもつながるので、全国からの見学者も多く、今後が期待される。来年は、福井県鯖江市で行われる予定だ。

(アナ)

ありがとう。

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