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おはようコラム「宇宙輸送船打ち上げ」2009.9.10

あす朝NHK総合テレビの朝のニュース:おはようコラムで「宇宙輸送船打ち上げ」という解説(8時過ぎから3分間)をします。

11日(金)2時過ぎ、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ、日本初の宇宙輸送船が、種子島宇宙センターから打ち上げられます。

高度400キロに浮かぶ国際宇宙ステーションには、日本の「きぼう」も完成し、今年から全体で6人の宇宙飛行士が滞在しています。そのため、今後、地球から大量の物資輸送が必要となり、日本も「宇宙ステーション補給機HTV」を完成させ、今後1年ごとに延べ7回の打ち上げを行う契約になっています。このHTV、単なる筒のような地味な格好をしていますが、日本のロケット技術と衛星技術の集大成で、自力で秒速8キロもの宇宙ステーションに近づき、ロボットアームでつかまれてドッキングします。現在、宇宙ステーションに大きな荷物を運ぶことができるのは、スペースシャトルだけですが、来年シャトルは退役し、大きな荷物を運ぶことができなくなります。現在ロシアのプログレスや、欧州のATVが輸送にあたっていますが、大型の荷物の運搬ができず、今後、大型荷物の運搬は、HTVだけになるのです。その意味でこのHTVには世界のアツい注目が集まっているわけです。そしてもう一つの大きな特徴。それは、HTVは、今後の日本の有人宇宙飛行につながる技術的特徴を持っていることです。HTVのある部屋は1気圧に保たれ、宇宙ステーションから人間が普段着のまま出入りすることができるようになっています。このため、HTVは今後、「月や惑星間の物資輸送船」や、「有人宇宙船」また「宇宙ステーション」に変身する、重要な技術的可能性があります。このHTVを、今後どのように役立てていくのか、日本が有人宇宙開発に乗り出すのかどうかもふくめて、極めて重要な政治判断となっていくだろうと思われます。

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