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スタジオパーク「知っていますか?発達障害」2009.4.6放送

(アナ)今週は発達障害啓発週間(4/2-8)。脳の発達が原因で、コミュニケーションがうまくできない「発達障害」が社会的に注目され、問題になっています。室山解説委員。発達障害とは?

(室山)私たちは、周囲の情報を、脳を使って、選択、組み立て、行動しています。発達障害の方々は、親の育てられ方が原因ではなく、脳の成長時に発達のアンバランスがあり、情報処理が苦手なために、対人関係や、コミュニケーションが苦手な傾向があります。外見では分かりにくいため、悩みが深い。どのような精神世界で悩んでいるのか、シミュレーションがあるので見てほしい。V1.10(自閉症と注意欠陥/多動性障害の人の心の世界のシュミレーション)「自閉症」の場合、視覚の一部にこだわって、一部の情報しか見えないときとか、逆に周辺情報が全部見えてしまう場合もある。また聴覚でも、語りかける人の言葉以外に、雑音も同じように耳に飛び込んでくる場合がある。AD/HD(注意欠陥/多動性障害」のばあいは、たとえば黒板に目を集中したくても、視線があちこちにずれてしまったり、多動になってしまう場合がある。このように、発達障害は、脳の情報処理に「くせ」が強く、独自の精神世界をもっているといえる。

(アナ)どんな種類があるのか?

(室山)P1大きく3つのタイプに分けると、まず「自閉症」のグループは、「こだわり」「言葉の遅れ」「対人関係が苦手」という特徴があることが多い。「注意欠陥/多動性障害(AD/HD)」は「注意力散漫」「多動」という特徴。「学習障害(LD)」は、「読み」「書き」「計算」など、特定の学習が苦手な傾向がある。知的障害なき場合もあり、全体で6-10%いるのではないかという説もある。非常に多く、社会的問題といえる。

(アナ)本人苦しいのでは?

(むろ)本人は深い悩みの中にいる。「「困った人」ではなく「困っている人」。」という言葉を覚えておくといいのでは。

アナ)どう対処すればいい?

(室山)P3)「ココロ」たとえば、学習障害の人の状態を経験していただくと・・(「ココロ」という文字で解説)、その情報を読み取るルールをきちんと提示すれば、わかることがある。適切な支援が重要。たとえは、発達障害の子供へのやり取りとして、「(列を)離れちゃダメ!」ではなく「この線に並んで下さい」というと伝わることが多い。「(廊下を)走っちゃダメ!」ではなく「廊下は歩きましょう」。「これ(荷物)やって!」ではなく「この荷物を運んで下さい」というとよい。「具体的に」「肯定的に」「静かな声で」しゃべることがポイント。しかし、個人差が大きいので、その子に応じた情報をとる努力が必要。

(アナ)情報入手はどうすればいい?

(室山)P5相談先は・・「発達障害者支援センター」(各都道府県・指定都市)「発達障害情報センター」http://www.rehab.go.jp/ddis/「発達障害教育情報センター」http://icedd.nise.go.jp/blog/など。「障害者にやさしい社会」は「みんなにやさしい社会」。「心のバリアフリー」を進めていきたい。

(アナ)ありがとう。

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