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2009年4月

技術者魂とパラダイムシフト

●「我が国の技術は世界一だ!」技術の分野を極め、その才能をほしいままにしてきたエリートが、よく使う言葉だ。しかし、私たちは、その言葉の陰に潜む落とし穴も忘れてはならない。最先端の技術は、その時代では先頭にあるが、時代のフェーズが大きく変わった時、あっという間に化石の技術となり、逆に革新のブレーキになることがあるからだ。

●その典型的な例が、戦艦大和だ。戦艦大和は製造当時、世界最大、史上最高のテクノロジーが結集した、前代未聞の巨大兵器だった。その巨砲は、はるか遠くの、複数の敵機を同時に打ち落とし、町すら破壊してしまう能力を持っていた。日本はもう大丈夫だ。戦艦大和が日本を勝利に導いてくれる!そんな幻想があった。。しかし、戦艦大和は、実際は殆ど能力を発揮しないまま、海の藻屑となった。なぜか。日本が巨大な戦艦をつくっていたとき、戦争を支える技術のフェーズが、すでに次の時代に移り、航空機の時代になっていたのだ。海から空へ。日本はそのパラダイムシフトに気づかず、旧時代のパラダイムの物作りをしていたのである。

●技術の世界では、パラダイムがシフトすることで、いままでの技術が全く無力になってしまうことがある。たとえば洗濯機の絞り機。昔の洗濯物は、洗濯機の横に着いたローラーを回転させて絞っていた。しかしその後、洗濯槽をそのまま回転させて脱水する手法が登場。高度な技術を持つ、頑固な技術者がローラー式にこだわり、いくら高性能なローラーを開発しても、所詮かなうわけがない。馬車から列車になるときも、刀から鉄砲になるときもパラダイムのシフトがおき、歴史は繰り返されてきた。

●NHKのドキュメンタリーの大先輩、相田洋さんの番組に、現在日本を代表する大企業の栄枯盛衰の物語がある。その企業は、かつて日本社会で活躍するすぐれた存在だった。しかし、時代が変化し、新しい時代に対応する戦略をとらなかったため、経営は停滞し、沈没を始めた。その間、会社を支える、当時のエリート達は、なすすべもなく、ただその様子を静観するのみだった。良かれと思った手を打っても、すべてが裏目となったからだ。しかしその企業は、その後、見事によみがえった。意外なことに、企業を危機から救ったのは、意外な人々だった。それは、いままで会社の戦列の最後列でバカにされていた「ダメ社員」達だったのだ。彼らは、確かに、古い時代では、頓珍漢な存在だった。しかし彼らの発想は、新しい時代にフィットした、新鮮な「創造力」を秘めていたのだ。この会社はその後、名前を変え、日本人なら誰でも知っている巨大な企業として生まれ変わった。

●私たちが物を作るとき、その技術がどのようなパラダイムの中で発想されているかが、いかに重要かを示すエピソードだと思う

●日本や世界を取り巻く状況は、今革命的に変化している。私たちは、技術力におぼれ、何かに大きく取り残されてはいないだろうか。自分たちが今作っている物が、戦艦大和になっていないか。十分に気をつけなければならない。

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生態系を守るためには人間界もつながっていなければならない(2008.7.14)

名古屋で「生物多様性キックオフシンポジウム」の司会をやった。リオサミットのとき気候変動とともにもう一つのテーマだった「生物多様性」は、地球温暖化の陰で目立たない存在。地球温暖化も重要だが、生物多様性の危機こそが、われわれ人類に存在の根底を揺さぶる大問題なのに、人々の目はそこにはあまり注がれていない。

シンポジウムの中で「コウノトリの復活」を遂げた街や、里山を守ろうとする村、そして富山県新湊の山に木を植える漁協の話などをまじえ、ディスカッションが続いた。 そのディスカッション全体を通じて感じることが一つあった。それは、「生態系を守るためには人間界もつながっていなければならない」ということだ。

生物多様性とは、生態系のつながりの中、それぞれの生物が豊かな遺伝子を展開する世界をさす。そこでは38億年の遺伝子と生物行動のつながりが見事に展開されている。人類はこの生物多様性から、衣食住にかかわる膨大な(目に見えにくい)恩恵を受けている。そもそも酸素を吸って生きることができるのも植物のおかげ。食物そのものも生物界のおかげ。最近では生物から薬や資源を作りだしたりもしている。

その生物多様性を守ろうと奮闘する人々には、共通の特徴がある。それは、「世代を超えて連携し」「よく話し、考え」「地域共同体とともに生きよう」と努力を続けているということだ。不思議な共通点。しかし、考えてみれば当たり前のことなのかもしれない。人間はいままで、自然環境を作り変え、破壊し、自らの共同体も、自然のサイクルの中から離脱する方向を目指してきた。巨大都市を作り、共同体を破壊し、個人主義のばらばらな欲望の中で、生きてきた傾向が強い。その結果、心の砂漠化とでもいえる状況に陥ったのだ。「人のつながり」の素晴らしさがわからない人間に、生物のつながりの素晴らしさがわかるわけがない。生物のつながりを守るには、まず人間がつながらなければならないというのは当然の帰結なのかもしれない。

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スタジオパーク「脳でロボットが動いた!」(2009.4.17)

(アナ)脳とロボットを接続して、心で念じただけで、ロボットを動かす技術の開発に、日本の企業が成功し、世界の関係者の注目を集めている。室山哲也解説委員。どんな技術?

(室山)私たちは体を動かす時、脳を活動させて指令を出しています。運動野という部分ですが、その当たり方脳の信号を読み出し、ロボットの入力して動かそうという実験です。

VTR3/31発表された様子。人間の脳でイメージしているものを、血流変化と脳波を同時に測定できる装置で抽出して、ヒューマノイドを動かした。脳の中で、右手、左手、足を動かすイメージをすると、その通りにロボットが作動することに成功。世界初の成果。実は3年前にも別の実験が行われた。fMRIに入った人間が、右手でロボットグーチョキパーを出しているときの、脳血流変化を測定し、右の義手ロボットを動かすことにも成功している。

(アナ)どういう仕組み?

(室山)(P1)脳が活動するとき、脳の血流変化や脳波を測定し、コンピュータで解読(デコーディング)して、ロボットにインプットする。研究が進み、小型化、効率化がどんどん進んでいる状況。

(アナ)どう応用するのか?

(室山)体に障害がある方、たとえば右腕を失った方に、ハイテク義手をつけ、脳からの情報で、まるで自分の手を動かすように動く、高性能の義手を開発できるかもしれない。また体が全く動かない方が、脳の情報でコンピュータを操作してコミュニケーションしたり、日常的には、キーボードなしで、脳で直接コンピュータゲームに興じたり、有能な家事ロボットに指示を出したり、惑星探査のヒューマノイドにセンサーを取り付け、まるで自分が惑星上にいるような感覚で、ロボットを動かしたりできるようになるかもしれない。しかしこの「脳で操作」する技術を何に使うのかが問題。軍事利用を考えている国もあり議論が必要。

(アナ)脳からの情報を取り出すということは、脳を読めるということ?

(室山)そのとおり。たとえがじゃんけんをする時、脳を事前に読めば、何を出すかが分かるということになる。また視覚野を読めば、何を見ているかが分かる。この実験には実際にすでに成功している。静止画だけでなく動画でも成功。この技術を使えば、将来、夢を録画したり、空想しているイメージを画像化してモニター上に出せるようになるし、治療中の患者さんの心理イメージをモニタリングするなどの、医療への応用も可能になるかもしれない。

(アナ)課題はないのか?

(室山)脳への影響やプライバシーの問題など、いくつもある。「倫理基準」を作り、国民合意で、健全な技術に育てていきたい。

(アナ)ありがとう。

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脳でロボットが動いた!

3月末、HONDAなどが記者会見を開き、脳でロボットを動かすことに世界で初めて成功したということを公表しました。
私達の体は、脳の運動野が出した情報で動いていますが、その脳の情報を直接抽出して、いわゆる「以心伝心」で、ロボットを動かそうというのです。
このような技術はBMI(ブレインマシンインターフェイス:いわゆるサイボーグ技術)と呼ばれ、世界各国で熾烈な開発競争が展開中です。
脳でロボットがなぜ動くのか?なぜそのような研究が進んでいるのか?研究最先端の状況と課題を解説します。

4/17(金)13.40ころから7分間生放送
スタジオパーク「脳でロボットが動いた!」

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番組放送のお知らせ

/11(土)BSフォーラム「本当の健康食とは?」(BS116.00-16.54

飽食の時代において空前の健康食ブーム。健康に食するとはどういうことか。健康食とはなにかを議論します

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スタジオパーク「知っていますか?発達障害」2009.4.6放送

(アナ)今週は発達障害啓発週間(4/2-8)。脳の発達が原因で、コミュニケーションがうまくできない「発達障害」が社会的に注目され、問題になっています。室山解説委員。発達障害とは?

(室山)私たちは、周囲の情報を、脳を使って、選択、組み立て、行動しています。発達障害の方々は、親の育てられ方が原因ではなく、脳の成長時に発達のアンバランスがあり、情報処理が苦手なために、対人関係や、コミュニケーションが苦手な傾向があります。外見では分かりにくいため、悩みが深い。どのような精神世界で悩んでいるのか、シミュレーションがあるので見てほしい。V1.10(自閉症と注意欠陥/多動性障害の人の心の世界のシュミレーション)「自閉症」の場合、視覚の一部にこだわって、一部の情報しか見えないときとか、逆に周辺情報が全部見えてしまう場合もある。また聴覚でも、語りかける人の言葉以外に、雑音も同じように耳に飛び込んでくる場合がある。AD/HD(注意欠陥/多動性障害」のばあいは、たとえば黒板に目を集中したくても、視線があちこちにずれてしまったり、多動になってしまう場合がある。このように、発達障害は、脳の情報処理に「くせ」が強く、独自の精神世界をもっているといえる。

(アナ)どんな種類があるのか?

(室山)P1大きく3つのタイプに分けると、まず「自閉症」のグループは、「こだわり」「言葉の遅れ」「対人関係が苦手」という特徴があることが多い。「注意欠陥/多動性障害(AD/HD)」は「注意力散漫」「多動」という特徴。「学習障害(LD)」は、「読み」「書き」「計算」など、特定の学習が苦手な傾向がある。知的障害なき場合もあり、全体で6-10%いるのではないかという説もある。非常に多く、社会的問題といえる。

(アナ)本人苦しいのでは?

(むろ)本人は深い悩みの中にいる。「「困った人」ではなく「困っている人」。」という言葉を覚えておくといいのでは。

アナ)どう対処すればいい?

(室山)P3)「ココロ」たとえば、学習障害の人の状態を経験していただくと・・(「ココロ」という文字で解説)、その情報を読み取るルールをきちんと提示すれば、わかることがある。適切な支援が重要。たとえは、発達障害の子供へのやり取りとして、「(列を)離れちゃダメ!」ではなく「この線に並んで下さい」というと伝わることが多い。「(廊下を)走っちゃダメ!」ではなく「廊下は歩きましょう」。「これ(荷物)やって!」ではなく「この荷物を運んで下さい」というとよい。「具体的に」「肯定的に」「静かな声で」しゃべることがポイント。しかし、個人差が大きいので、その子に応じた情報をとる努力が必要。

(アナ)情報入手はどうすればいい?

(室山)P5相談先は・・「発達障害者支援センター」(各都道府県・指定都市)「発達障害情報センター」http://www.rehab.go.jp/ddis/「発達障害教育情報センター」http://icedd.nise.go.jp/blog/など。「障害者にやさしい社会」は「みんなにやさしい社会」。「心のバリアフリー」を進めていきたい。

(アナ)ありがとう。

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復活した「脳の力」〜テイラー博士からのメッセージ〜

先日NHKで放送された「ハイビジョン特集:復活した「脳の力」〜テイラー博士からのメッセージ」を、DVDで見て、深い感動を覚えた。
アメリカの気鋭の脳解剖学者テイラー博士は、ある日脳卒中で左脳の機能を失い、右脳だけで世界を見る不思議な体験を持った。以降数年、献身的な医療スタッフと、数学者の母の手厚い看護で、脳機能を取り戻し、現在は、そのときの体験を講演等で、人々に伝える毎日を送っている。
私達の脳は右脳と左脳で成り立っている。一般的に、左脳が論理や言葉。右脳が直感や芸術性等と関係が深い。人間は、ふつう右脳の直感的世界を、左脳が制御し、論理的プロセスを優先して、行動している。その意味では、今日の文明社会は、左脳がつくり上げたものだとも言える。左脳は、私達の社会を言葉や記号でネットワーク化し、システム化し、効率的な「脳化社会」に仕上げ、豊かな衣食住を可能にし、多くの人間が生存できる状況をつくりだしている。しかし一方で、左脳は、地球環境を作り替え、巨大なシステムを制御しようとするクセがある為、戦争や、環境問題等、複雑怪奇な状況を作り出している犯人でもある。
人間は忙しい。なにしろ、くる日も来る日も、巨大システムをコントロールし、計算し、トラブルを解決し、交渉し、調整しなければならないからだ。「論理」や「効率」こそ、人類を生存させる最強の方法だと信じ込み、コマネズミのように今日も私達は生きている。
しかし、テイラー博士のインタビューを聞くと、その信念が揺らいでくる。
テイラー博士は、左脳の機能が失われた日々に、右脳を使って、周囲の環境や自然と交信していた。理屈の奴隷にならない安らぎ、自然との一体感、幸福感を感じていたというのだ。彼女は、人類が「左脳優先」を選択する前に感じていた、精神世界、豊かさ、感動を感じていたようだ。
私達人類は、今、左脳優先文明をとことん追求してきた結果、隘路に直面している。テイラー博士の言葉は、そんな現代人たちへの深いメッセージに満ちている。
この番組は、テイラー博士の自宅を、日本の著名な生命科学者の中村桂子先生が訪れ、インタビューし、構成されたたもの。制作にあたった浅井ディレクター、落合プロデューサーは、ともにNHK科学番組のエースだが、僕が以前プロデューサーをしていたときの同僚でもある。
最近よく見かける、表面だけの脳知識や「えせ科学」的科学番組とは一線を画し、謙虚に、底知れない脳の世界に真摯に迫ろうとしている態度が、本格的な科学ドキュメンタリーとしての迫力を生み出している。
この番組は、たまたま僕のところに、中村先生から電話があり、僕が仲立ちしたことが発端となったが、当初の想像以上の出来に、僕は喜び、また、関わることが出来たことを幸せに思った。
このような良心的な番組が、これからもNHKから次々に放送されることを、心から祈っている。

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番組放送のお知らせ(スタジオパーク+BSフォーラム)

番組に出演します。ご覧になりにくい時間ですが、

もしもテレビがついていたら見てやってください。

/6(月)スタジオパーク「知っていますか?発達障害」(総合13.40すぎから7分間生放送)

国民の6-10%もいるのではないかといわれる発達障害。脳の機能のアンバランスで、社会性やコミュニケーションがうまくいかず、深く悩んでいる人々がいます。自閉症、注意欠陥/多動性障害、学習障害などの発達障害とは何か。どのように支援したらいいかを解説します。

/11(土)BSフォーラム「本当の健康食とは?」(BS116.00-16.54

飽食の時代において空前の健康食ブーム。健康に食するとはどういうことか。健康食とはなにかを議論します。

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世界自閉症啓発デー・シンポジウムが開かれた

今日は「自閉症啓発デー」。世界各国で「自閉症を知ってもらい、ともに生きる社会作りを考える」日。国連が呼びかけ、日本でも青山の東京ウイメンズプラザで、シンポジウムが開かれた。
僕はその司会を仰せつかり、日本各地で活躍する医師、教育者、福祉関係者の方々の、熱い議論に参加した。いろいろなことが分かった。
広島市の松田病院の松田文雄院長によると、自閉症の原因については、脳の小脳の異変、扁桃体の異変、前頭葉等の異変等、いろいろ説があるが、そのメカニズムについては、結局まだ分からないのだという。自閉症は、非常に複雑な「脳の発達障害」で、未知な部分が多く、全容がつかめない。従って、薬の投与や様々な治療、療育も、まだ決定打がなく、模索が続いている状況なのだそうだ。
自閉症は100人に1人くらいいると言われているが、発達障害(自閉症、アスペルガー、学習障害、注意欠陥多動性障害)全体で見ると、その数は、6-10%までにふくれあがるとも言われ、学級崩壊などの大きな要因ともなっている。
社会問題化する自閉症や発達障害。
しかし、私達はあまりにも、その本当の姿を知らないのではないか。マスコミもきちんと伝えていないのではないか。
各方面の真摯な努力が、本当に望まれているのだと思う。「DSC01119.jpg」をダウンロード

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「ヒト」ばかり見ていると、「ヒト」がわからなくなる。

この言葉は、昨日3月31日に定年を迎えた、旭山動物園の園長、小菅正夫さんの言葉。 小菅さんには何度かお会いしたが、その存在感と魅力たるやすばらしい。 なんと言ったらいいだろうか。大地に根を下ろした巨大な樹木を前にしたような、親しみと懐かしさ、敬意が混ざりあった「不思議な安心感」を与えてくれる方だ。 小菅さんは青年時代に柔道をされていたそうだ。小菅さんと最初にであった「子供たちと環境を考える会」の夜、あぐらをかきながら、食事をしつつ、たっぷりと会話をした。 朴訥とした語り口。でも、口から出てくる言葉の存在感が圧倒的で、話にリアリティがあり、ぐいぐいと引き込まれていった。目が本当に優しく、僕はいっぺんでファンになった。 2回目の出会いは、NHKの解説委員室の「視点論点」に出演頂いたとき。 3度目は、僕が中山エミリちゃんとやっていた「科学大好き土よう塾」スペシャルで、子供たちと一緒に、冬の旭山動物園に収録でお邪魔したとき。旭山動物園のあちこちの様子を見て、小菅さんがどういう人物かが、はっきりと確認できた。「命を伝える」動物園の意味が分かった。そして「ヒトばかり見ていると、ヒトが何者か分からなくなってくる」という、小菅さんの言葉の真意も分かるような気がした。 小菅さん。本当に、長い間お疲れ様でした。 これからも、いつまでも元気で、私達に素敵な話をして下さい。

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